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ラマダンが明け、雨が降る
ようやく、Nigeria北部のKanoからうれしいお知らせが。それは、なかなかよい雨が降った!というもの。

通常、試験用のササゲ(Cowpea)の播種は5月下旬から6月中旬。ですが、今年は本当に雨がおくれていて、7月中旬も過ぎた現在ようやく良い雨が降り、播種が出来るようになったそうです。今週末は南部からスタッフも派遣して一斉に播種の予定ですので、これを行うための準備に大忙しです。



写真は植え付け作業のイメージ(2008年の植え付けの様子)
この雨の遅れはBurkina Fasoからも聞こえてきて、あちらもようやく播種が始まったという事ですので、西アフリカ北部広くに見られる現状かなーともおもいます。

しかし、取り扱っている作物がササゲであることと、試験なので肥料も使えること、を考えると、現時点のこれぐらいの雨の遅れはちょっと困るなー、程度に留まっていますが、農家はそうも行きません。

彼らの主食であるソルガムは通常収穫までに4ヶ月ぐらい(だいたい120−140日)。Kanoでは遅くとも10月下旬には雨が一滴も降らなくなる乾期に入るのが通常ですので、収穫の約1ヶ月前には雨が泊まってしまう事になりそうです。それに年によっては9月下旬で雨がやんでしまう事もあるわけで・・・・。もちろん、小さな雨の時にジャストタイミングで植付けることができた農家もあるので、まったくソルガムの収穫が期待できなくなる訳では有りませんが、そのような農家でもすべての畑に植付ける事は難しいので、やっぱり影響なし、という訳には行きません。

そういう時に農家はソルガムからミレットに切り替えます。この地域で栽培されるミレットは通常3ヶ月ちょっと(90−110日)で収穫できます。さらに播種が遅れた部分にはDew Typeと呼ばれるミレットが植え付けられます。この品種はより早生なわけではなく、乾燥に非常に強く、露(Dew)で生育できるぐらいだからこう呼ばれます。収量が高い訳では全くないのですが、何もとれないよりはまし、という事ですね。

Satolog:背の低いミレット

さて、ラマダンも収量し、雨も安定してきました。これから農民は播種などに大忙しだと思います。

雨が充分長く持って、収穫がちゃんと出来ることを心から祈りたいと思います。
| Sato | ナイジェリア日記 | 20:42 | comments(0) | - | -
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