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一見科学的な「確率」に踊らされないように
日本にいたときにこんなニュースをみました。

M7首都直下地震4年以内の発生確率70%

ホントはソースの記事を提供するべきだったのですが、ニュースサイトは軒並み古いニュースは削除してしまうので、適切なものを見つけられないので、ソース無しですみません。(BBCなどのニュースはかなり長い間保存されているのに、日本のニュースは本当にすぐに削除されてしまうのですが、なぜなのでしょう?このあたりちょっと不満。魚拓を取っておけばいいのでしょうが。)

ただ、4年という非常に限られた期間で70%という数字が出たのはかなりインパクトが有ったようで、結構あちこちで話題になっていましたので、記憶煮新しい人もいるのでは。

で、この時にやっていたテレビで、解説の人が、「4年で70%、30年では98%になる」という点について、期間が長くなったらなぜ確率が上がるのか説明を求められていましたが、ちゃんと応えられず、もごもごしているうちに司会者が、それはいいとして、と片付けていたのをみたのですが、1)解説者がちゃんと説明できないこと、2)そもそも聞かなければ理解できないこと?、という点で結構「え????」とおもいました。

さいころだって、1が1回だけでればいい場合であれば、振った数が大きくなれば、1がでる確率は大きくなるわけです。地震のばあいはもっと複雑な計算が有るとは思いますが、さいころの場合と同じように期間が長くなれば確率は大きくなる、というのはイメージしやすいとおもうのですが?

とはいえ、それ以前に、東京大学の地震研究所のページで解説しているところによると、

東京大学地震研究所:地震・火山の科学をもっと身近に:2011年東北地方太平洋沖地震による首都圏の地震活動の変化について


『誤差を加え合わせた影響は非常に大きいものと考えざるを得ず,30年で98%や4年で70%といった数字そのものにはあまり意味がないと考えてください.ただし,首都直下地震が起こるということや,それが切迫しているということは,以前から,政府をはじめ多くの研究者が指摘しているとおりです.今がその時と思って,備えてください.』

『文部科学省の地震調査研究推進本部は,南関東のM7程度の地震(いわゆる首都直下地震)の発生確率を「今後30年で70%程度」と発表してきました.ー中略ー(しかし、計算に利用するデータ、対象がことなるため)両者の数字を単純に比較することは適切でないと考えられます.』

ということで、かなり誤差があり、70%や98%の数字が一人歩きするのはどうも正確でないこと、これまでの政府の発表から地震の確率が上昇していても、直接比較できることではないこと、と説明しています。

とはいえ、日本のあらゆるところでM7程度の地震がおこる可能性はあるわけで、対策をすることは非常に重要です。

一見科学的に見える「確率」にはあまり踊らされず、対策をとるのが重要でしょう。このあたりは地震だけではなく、いろいろな所で「確率」を利用した誤解を受けやすいものが見受けられますので、気をつけましょうねーということでした。

上の東大地震研究所のページで説明されている対策は:


ー地震が起きたら,まず身の安全.「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」場所に身を寄せる。
ー揺れがおさまったら,落ち着いて火の元を確認する.(揺れている最中に無理に消そうとする必要はない)
ーガラスが割れているかもしれません.あわてて行動しないように注意する。
ー寝室には,スリッパやスニーカーなどを置いておいておく。
ー窓や戸を開けて,出口を確保しておく。
ー門やブロック塀には近寄らないこと。.
ー家具類の転倒や落下防止をする。
ー家の強度を確認しておく。
ー家族とどう連絡を取るか,ではなく,連絡が取れなくなったときはどうするか,を話し合っておく。
ー夜間に発生することを想定して、懐中電灯や履物の用意を確認する。

などでした。Satoも確認します。
| Sato | 一般ニュース | 23:29 | comments(0) | - | -
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